基礎知識
IQの平均と目安|スコアの読み方
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IQスコアは正解数ではありません。分布の中での位置を表すものです。だからこそ、同じ出来でもテストによって違う数字が出ることがあるのです。
スケールの仕組み
スコアは平均100、標準偏差15の正規分布上に位置づけられます。あなたの数字は、平均から標準偏差いくつ分離れているかを示しています。知能の「量」ではなく、順位を表すものです。
各スコア帯の意味
- 85未満:約16%の人がこの範囲に入ります。
- 85〜115:中央の帯で、約68%の人が含まれます。
- 115〜130:平均以上で、おおむね上位16%です。
- 130以上:上位約2%。高IQ団体が入会基準としている範囲です。
パーセンタイルのほうがわかりやすい
「IQ120」と言われてもピンときませんが、「約91%の人より高い」なら具体的です。パーセンタイルで見ると、分布の形もはっきりします。100と110の間には、130と140の間よりはるかに多くの人がいます。どちらも同じ10ポイントの差であるにもかかわらずです。
合計より内訳が大事
同じ118というスコアの2人でも、考え方はまったく違うことがあります。一人は空間認識が得意で言語がゆっくり、もう一人はその逆、ということもあり得ます。合計スコアはその違いを隠してしまいます。何を勉強するか、何を練習するかを決めるときに実際に使えるのは、分野別のスコアです。
1回の結果をどこまで信じるか
どんなテストにも測定誤差があります。よく作られた監督付きの知能検査でも、信頼区間は数ポイントの幅があり、監督なしのオンラインテストではさらに広くなります。スコアは一点ではなく幅として捉え、自己ベスト1回よりも複数回の結果の流れのほうが多くを語ると考えてください。
そして、限界も忘れないでください。テストが測っているのは認知のごく一部です。創造性、判断力、粘り強さ、人とうまく協力できるかどうかについては、何もわかりません。